学輪IIDA ~地域と大学をむすぶ新しいカタチ~

地球温暖化や生物多様性の危機の進行、社会的公正の困難さ、貧困と格差の拡大、資源浪費、莫大な廃棄物の発生、安定した健康な生涯と未来の脆さ、雇用と社会保障への不安、地域社会の維持の厳しさなど、経済と人口の右肩上がりの時代を終えたいま私たちが直面している多様な社会的・経済的な困難に向き合うために、市民を公共サービスの受け手から、公共政策の担い手へと変化させ、市民の活力を生かした行政の活動、政策形成を先導するような大学・大学院教育の形成が課題となってきました。

2011年4月、このような課題に応え激変する時代に立ち向かって未来を拓く人材を育むために、政策学部・政策学研究科を開設。また、地域人材・公共政策開発システムオープン・リサーチ・センター(LORC)では、学術的研究と地域社会との結びつきを常に意識し、持続可能な活力ある社会の実現に貢献することを目的として研究活動を展開しています。