飯田は高校卒業と同時に約8割の若者が地域を離れ、将来的にも約4割の方しか帰ってこない現状があり、若者(人材)の流出が大きな課題となっています。
一方で飯田は、日本の東西の中間点に位置する地理的条件や、「環境モデル都市」や「南信州定住自立圏」など地域独自の地域経営や多様な主体による各種取組が全国モデルの先進事例として注目されており、「南信州・飯田フィールドスタディ」などを通じて多くの大学研究者や学生達が飯田を訪れています。
また、平成23年1月、南信州・飯田フィールドスタディなどを通じてこれまで飯田と関係を深めてきた大学関係者等で、大学連携会議「学輪(がくりん)IIDA」を設立しました。
飯田の大学連携の取組は、様々な大学が飯田と関係を持ち、飯田に集い、飯田を起点に専門的知見を地域に呼び込んでいこうとするものです。
これからも飯田は、大学連携の取組などを通じて「飯田の豊かさを享受できる学術研究都市」を目指していきます。