学輪IIDA ~地域と大学をむすぶ新しいカタチ~

名城大学の開学は、1926年(大正15年)に前身である名古屋高等理工科講習所の開設から始まり、本年で開学86周年を迎えます。立学の精神は、「穏健中正で実行力に富み、国家、社会の信頼に値する人材を育成する」。

名古屋市の天白・八事キャンパスと岐阜県の可児キャンパスの3キャンパスに、約16,100人の学部生・大学院生が学んでいます。法学・経済学・経営学・理工学・農学・薬学・都市情報学・人間学の8学部、大学院11研究科から構成される中部地域で最大の総合私立大学です。ノーベル賞候補者として名前がしばしばあがる、カーボンナノチューブの発見者の飯島澄男教授、LED半導体研究者の赤崎 勇教授が在職していることでも有名です。

学輪IIDAと関係する都市情報学部は、名城大学の7番目の学部として、1995年(平成7年)に開設された文理融合の総合系学部です。都市にかかわる諸課題に対して、経済学・行政学・地域学・環境学・情報科学などの多面的な視座に立ち、総合的にアプローチして問題を解決することを学びます。都市サービスを科学的・体系的にとらえる「サービスサイエンス」を学びます。地域づくりを学ぶ学生には、「南信州フィールドスタディ」はよい学びの機会になっています。