長野県飯田市の遠山郷は、南アルプスユネスコエコパーク、日本ジオパークに認定されています。その標高1,900mに位置するしらびそ高原からは、南アルプスと中央アルプスを見渡す最高のロケーションから、都市部の光の届かない、美しい星空が一望できます。
そして、そのふもとには、宇宙から飛来した隕石によって生まれた、日本で唯一の隕石クレーターがあります。
そんな遠山郷を舞台に、天文学・地学を学ぶ連続講座を開催します。
講師
大石雅寿先生(国立天文台)
東京大学大学院理学系研究科天文学 専攻 修了 、理学博士 。専門は電波天文学、アストロバイオロジー、星間化学、データベース天文学。近年は、生命に至る物質が宇宙から到来したとの仮説を検証することや、幅広い研究領域の連携によってはじめて成り立つアストロバイオロジー研究の仲間を増やし、社会的認知度を上げる活動、美しい星空や電波干渉の少ない天文観測環境の保護のための活動に力をいれている。
坂本正夫先生(飯田市美術博物館)
信州大学で地質学を専攻し、長野県の 小中学校の理科の教員 として教育に携わりながら、ライフワークとして地質の研究を行い 、日本で唯一の隕石クレーターである「御池山隕石クレーター」を発見した研究者。その他にも、南アルプス最古の地質、活断層としての中央構造線、伊那谷の活断層、根羽古火山、遠山 地震 の被害などを研究している。
開催日
7/2 ガイダンス
7/27 第1回「隕石は宇宙からの手紙」
8/24 第2回「南アルプスの地質学」
9/8 第3回「現地巡見計画づくり」
9/16・17 第4回「天体観測・巡見」(遠山郷エコ・ジオパークFSと合同)
会場
ムトスぷらざ(長野県飯田市東和町2-35)
※遠方の方は、zoomによるオンライン参加も可能です。
※9月の現地巡見は現地集合・解散となります。
参加定員
30名(先着順)
申込方法
下記googleフォームよりお申込みください(申込期限:7/15)
https://forms.gle/JPxWCZd6yJvDKTFo6