学輪IIDA ~地域と大学をむすぶ新しいカタチ~

この度、平成30年度大学連携会議「学輪IIDA全体会」が、平成31年1月26日(土)~27日(日)にかけ、飯田市にて開催されました。

26日(土)の公開セッションでは、学輪IIDAメンバーをはじめ市民など多くの方にご参加いただきました。
また、初めての取組として、これまで飯田において活動されてきた大学・研究機関による取組や地元高校の地域連携活動の内容を発表する「ポスターセッション」が開催され、多くの方に大学等の取組内容を知っていただく機会となりました。

学輪IIDA全体会公開セッション 

公開セッション

公開セッションの内容は以下のとおりです。

1 高校の活動紹介について

「Ene-1 GP SUZUKAの取り組みについて」(報告者:飯田OIDE 長姫高校原動機部)

2 大学連携の事例報告《ポスターセッション》

[参加団体]

大学・研究機関(50音順)
○宇都宮大学/オープンサイエンスギルド
「市民参加型カラス被害対策に関する取り組み」
○金沢工業大学・京都外国語大学
「人口減少時代に向けた新しい地域ブランド構築研究~飯田2027 イノベーション」
○埼玉大学/オープンサイエンスギルド
「飯田市におけるオープンサイエンスの試み」
○総合研究大学院大学
「飯田市民や市内生徒向けの大学院生による研究最前線情報の提示」
○津田塾大学
「人形劇芸術の多様性とその国際的発信-この夏、人形劇に縁の深い世界の都市が飯田に集結!-」
○ドイツ日本研究所
「Energy Transition and Energy Democracy in Japan– Local Strategies vs. National Policies 」
○東京農工大学
「地域社会システム調査実習」遠山郷調査①ー「仕事としての観光(2017年度)」「聞き書き・遠山常民大学とその時代(2018年度)」
「遠山郷の素晴らしさ再発見!~高校生、大学生、院生が学び合う!~」
○豊橋技術科学大学
「飯田シャレットワークショップの取り組みについて」
○法政大学
「森林整備と地域活性化を目指す木の駅プロジェクトの提案」
○立教大学ESD研究所
「遠山郷における学校と地域が協働したESD/SDGs教育の推進」
○和歌山大学・飯田市美術博物館
「飯田市美術博物館とのドーム映像共同制作」
高校ほか
○飯田OIDE長姫高等学校
「地域人教育の紹介と本年度の取り組み」
○飯田風越高等学校国際教養科
「飯田の山岳信仰~山と飯田市~」
「小さな池が抱える日本の問題~外来生物と取り巻く環境~」
○下伊那農業高校
「獣がい対策で捕獲駆除されたニホンジカの有効活用について」
○飯田市教育委員会
「遠山郷における学校と地域が協働するESDの推進」

3 全体討議

○テーマ:知のネットワークの活用による地域人財育成の可能性について
○ファシリテーター:藤田 武弘氏 (和歌山大学観光学部長 観光学部教授)
○コメンテーター: 牧野 光朗(飯田市長)
○事例報告「共通カリキュラムフィールドスタディと高大連携について」
・平岡 和久氏(立命館大学 政策科学部教授)
・福島 茂氏(名城大学副学長 都市情報学部教授)
・田開 寛太郎氏(松本大学 総合経営学部専任講師)
・飯田OIDE長姫高校
・下伊那農業高校
・飯田女子高校
○参加者によるフリーディスカッション(自由討議)

内部討議

27日(日)は、「産業振興と人材育成の拠点(エス・バード)」(旧飯田工業高校跡地)において、学輪IIDAメンバーによる「内部討議」が開催され、学輪IIDAの今後の取組などについて意見交換を行いました。