8月9~12日に3泊4日の日程で、令和4年度南信州・飯田フィールドスタディを実施ました。このフィールドスタディは、全国の大学生を対象として、地方都市・飯田のまちづくりに実際現場に触れていただき、そこに関わる地元実践者のみなさんとの交流や、全国から集まる参加者同士のディスカッションなどを通して、ともに「これからのまちづくり」を考える取組です。
今年は立命館アジア太平洋大学と長野県立大学から11名のみなさんにご参加いただくことができ、8月3日のオンライン事前学習会を経て、充実したフィールドスタディを実施することができました。
フィールドスタディの企画運営にあたっては、大阪観光大学の小畑力人先生と追手門学院大学の大串恵太先生にファシリテーター役を担っていただき、当日は参加学生のみなさんと伴走していただきながら、飯田での3泊4日の学びを深めていただきました。
以下、今年度の主たるプログラム内容です。
【講義パート】
「飯田市(南信州)は『日本一住みたいまち』になる」 講師:佐藤飯田市長
「飯田のまちづくりの特徴」 講師:りんご並木まちづくりネットワーク 桑原利彦さん
「地域産再生可能エネルギーの創出と活用」 講師:ゼロカーボンシティ推進課 熊谷健太郎さん
「いいだ人形劇フェスタに見るまちづくり」 講師:いいだ人形劇フェスタ実行委員会 原田雅弘さん
「飯田市美術博物館の取組」 講師:飯田市美術博物館 槇村洋介さん
「市民による地域の子育て支援活動」 講師:NPO法人おしゃべりサラダ 松村由美子さん
「多様な主体の協働による六次産業化」 講師:NPO法人国際りんご・シードル振興会 後藤高一さん
「地域とともにつくる本物体験」 講師」(株)南信州観光公社 高橋充社長
【現地視察パート】
「りんご並木まちづくりネットワーク会議への参加」
「職員が案内する飯田の中心市街地 丘の上散策」
「飯田市美術博物館見学」
「地区公民館の活動および会議への参加」
「りんご農園(ヒロニワ農園)の見学・搾汁体験」
「城下町飯田の和菓子探訪」
【その他】
「グループワーク・振り返り・成果発表会」
フィールドスタディ当日の様子
佐藤市長講義の様子(ムトスぷらざにて)
松村由美子さんにお話を聞く(おしゃべりサラダにて)
飯田のまちづくりのシンボル「りんご並木」(街歩きのワンシーン)
ヒロニワ農園さんでの記念撮影