学輪IIDA ~地域と大学をむすぶ新しいカタチ~

複数の大学が共通したカリキュラムを飯田において学ぶ「共通カリキュラムフィールドスタディ」のうち、「遠山郷エコ・ジオパークフィールドスタディ」が令和2(2020)年9月4日から6日まで開催されました。

このフィールドスタディは、大学と地元高校の連携事業として、大学生・高校生・教員等30名の皆様にご参加いただきました。

新型コロナウイルス感染症拡大対策としてオンライン開催となった今回は、大学生と地元高校生がバーチャルでつながり「講義・調査・グループワーク・成果発表」をすべてオンライン上で実施しました。

また、このフィールドスタディの中で、地元高校生は実際に遠山郷を訪れて地域住民の方とともに現地調査を行う場面を設け、そこで得た情報をオンライン上で大学生と共有し、リアルとバーチャルを融合させたハイブリッド型による新たな学びの形の可能性を探る機会ともなりました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

開催日程

令和2年9月4日(金曜日)から9月6日(日曜日)まで

コース概要

テーマ

観光資源の発掘と磨き上げ「ウィズコロナ時代に向けた観光産業の持続的発展とESD」

学習内容

  • 昨年度の様子の共有
  • 遠山郷とエコパーク・ジオパーク(飯田市美術博物館 坂本正夫先生)
  • 命を喰らう(地元猟師 益山勝人さん)
  • インタープリテーション講座(公営財団法人KEEP協会 増田直広先生)
  • オンラインフィールドワーク、グループワーク
    4チームに分かれ、オンラインでの聞き取りと高校生による現地調査を組み合わせてフィールドワークを実施しました
    災害と人の営みチーム
    信仰と人の営みチーム
    地形・地質と人の営みチーム
    自然の恵みと人の営みチーム
  • オンライン発表

参加大学・高校等

  • 麻布大学
  • 京都外国語大学
  • 東京農工大学
  • 松本大学
  • 立教大学
  • 飯田OIDE長姫高校
  • 下伊那農業高校
  • 公益財団法人KEEP協会

当日の様子(遠山郷でのフィールドワーク)

南信濃にある神社で地域住民の話を聞く参加者