学輪IIDA ~地域と大学をむすぶ新しいカタチ~

2010年に創立110周年を迎えた立命館の歴史は、西園寺公望が1869年、京都御苑の邸宅内に私塾「立命館」を開設したことに始まります。その後、西園寺の秘書を務めた中川小十郎がその精神を受け継いで、1900年、「京都法政学校」を設立し、1913年に「私立立命館大学」に名称を変更しました。立命館大学は建学の精神である「自由と清新」の気風のあふれる教育の場をめざしてきました。

戦後、立命館大学は、末川博を総長に迎え、第二次世界大戦と十五年戦争に対する深い反省に立って、「平和と民主主義」を教学理念に掲げ、積極的な大学改革、学園創造を進めてきました。

現在、立命館大学は、衣笠キャンパスとびわこ・くさつキャンパスに13学部を擁する総合大学であり、正義と倫理をもった地球市民として活躍できる人間の育成を目指したチャレンジを続けています。